生保加入率87.5%に低下
<実践編、保険の選び方>
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生保加入率87.5%に低下
生命保険文化センターが2006年9月13日に発表した「生命保険に関する全国実態調査」速報版によると、 生命保険の世帯加入率は3年前の調査よりも2・1ポイント低くなり87・5%でした。
世帯加入率は、民間生命保険会社と郵政公社の簡易保険、JA共済をあわせた数字になります。
世帯加入率は、家族のうち1人でも保険に加入している世帯の割合のことです。 1994年の調査で95・0%と最も高い数字を上げたあと、低下傾向が続いています。 実際の加入率では、民間の生命保険会社が微増したのに対して、簡易保険とJA共済では減少したそうです。
生命保険文化センターでは、加入率低下の原因として少子高齢化の進展によって、相対的に保険加入率の低い高年齢層世帯が増加したことをあげています。
民間の生命保険会社に加入した目的では、「医療費や入院費のため」が59・5%と最も多く、 これまで1位だった「万一のときの家族の生活保障のため」54・4%を初めて上回りました。 1994年の調査では、医療費のニーズは38・4%でしたが、高齢化の後押しもあり毎年増加し、とうとう今回は一位をとりました。
一方、民間生命保険会社の解約や失効の割合は、13・4%と15年ぶりに減少しました。 解約や失効の割合は、1991年の調査の10・4%から毎年増加し、2003年の前回調査で17・8%と過去最高の値となっていました。 景気回復に伴って、家計に保険料を支払う余力が出てきたためとみられています。
1991年の10.4%は、1965年に「生命保険に関する全国実態調査」が始まって以来最も低い数字でした。 景気回復と生命保険会社の経営が改善されたことが、解約や失効の減少理由としてあげられています。
「生命保険に関する全国実態調査」は、1965年から3年に1回実施されています。 今回は4月21日から6月19日までに無作為抽出された全国の2人以上で構成する4088世帯から回答を得ました。
<追加>
「平成18年度 生命保険に関する全国実態調査」の詳細な属性分析結果によると、 ライフステージ別にみた生命保険の世帯加入率は、子どもがいるライフステージで高くなっています。 たとえば、「末子保育園児・幼稚園児」から「末子高校・短大・大学生」までの世帯で9割を超えています。 一方、「夫婦のみ(40歳未満)」と「高齢者無職(70歳以上)」では7割台とかなり低くなっています。
ライフステージは以下のように8つに区別されています。
・夫婦のみ(40歳未満)
・末子乳児
・末子幼稚園児・保育園児
・末子小・中学生
・末子高校・短大・大学生
・末子就学終了
・高齢者無職(60〜69歳)
・高齢者無職(70歳以上)
世帯主の加入金額も、子どもがいるライフステージで高くなっています。 末子が就学前・就学中のライフステージでは、普通死亡保険金額が2,000万円、「末子小・中学生」では最も高く2,998万円となっています。
子どもがいるライフステージの疾病入院給付金日額は、10,000円前後で、 「末子高校・短大・大学生」のライフステージで11,400円と高くなっています。
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(最終更新:2007年2月26日)
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