Q、火災保険の保険料が安くなる方法は?
<保険に関するQ&Aとトラブル集>
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Q、火災保険の保険料が安くなる方法は?
A、安くなる方法は複数あるので順番に説明していきます。
■長期一括払い契約と長期係数
保険料の支払いは、長期一括払い契約にしすれば保険料を安くすることができます。 これは、保険料を計算するときに使う長期係数の割引率が上がるからです。 長期係数とは、2年以上の長期契約とする場合に、割安な保険料を算出するために使用する係数のことです。 長期係数は払い込む保険期間が長いほど大きくなります。
まとめて払える保険期間は最高10年です。住宅ローンがある場合はその残りの期間まで延長できます。 (地震保険は最長で5年契約まで可能です)
昔は住宅ローンがない場合でも、35年という長期期間が可能だったのですが、一昨年の深刻な台風被害から制限がかけられるようになりました。
最近の超低金利時代では、長期一括払い契約の方が一度に払う保険金額は多くなりますが割引率も高くなるのでお得です。
■空地割引
また、住宅が隣の家と離れていて延焼になりにくい場合に使える割引のことです。 保険期間は1年間です。
■防災機器割引
法令に定められた火災警報装置が設置された建物につけられる割引のことです。 2006年6月以降の新築物件からは、火災警報装置の設置が義務づけられました。 火災警報装置とは、火災の発生を警報を鳴らして知らせるものです。 もちろん、2006年6月以前からの建物にも火災警報装置を備えれば、防災機器割引を受けることができます。
■オール電化割引
住宅内の空調、給湯、調理などのすべての設備を電気でまかなう、火を使わないオール電化住宅向けの割引です。 この割引きは、オール電化住宅の火災リスクの低さに基づいて、AIU保険会社が認可申請し、日本ではじめて 監督官庁より認可を取得しました。
■住宅火災保険なら水災を外す
住宅火災保険の補償項目の中から「水災」だけを抜いて、残りの「物体の飛来・落下・衝突」「水濡れ」 「騒じょう」「盗難」は残しておくことです。 水災にあいにくい立地条件の住宅ならば、「水災」の分、保険料を安くあげることができます。
■風災、ひょう災、雪災を補償から外す
建物の構造や立地によっては「風災、ひょう災、雪災」を外すことができる場合があります。
■省令準耐火構造割引
省令準耐火構造とは、住宅金融公庫法施行規則の1条に定める「準耐火構造に準ずる耐火性能を有する構造」のことです。 「準耐火構造」には該当しないけれども、同等の耐火性能が有るということで、火災保険の割引を受けることができます。
具体的には、隣家などから火をもらわない、火災が発生しても部屋から火を出さない、万が一部屋から火が出ても延焼を遅らせる という考えに基づいた対策が施され、火災時にも避難時間を十分に確保できると公的に認められた構造のことです。
たとえば、2×4工法(ツーバイフォー)、木質系プレハブ建物、木造軸組工法建物などが該当します。
・省令準耐火構造の確認方法
住宅のパンフレットや設計仕様書などで、「省令準耐火」「省令簡耐」と載っていれば、省令準耐火構造であると確認できます。 ただし、必ず載っているとは限りませんので、その場合は住宅メーカーに確認することが必要になります。
その他に、住宅金融公庫火災保険証券で「準耐火」か「省令簡耐」と表示されているか、 損害保険料率算出機構発行のプレハブ便覧の住宅名称欄に「省令簡耐型」と記載されているかなどでも確認できます。
(参考記事)
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