都道府県民共済の種類は?
<生命保険の基礎知識と共済>

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都道府県民共済の種類は?


県民共済は、職場の同僚同士でお互いに死亡見舞金を送ったことが元となって生まれました。

そして、東京都では「都民共済」、大阪府や京都府では「府民共済」、 北海道では「道民共済」、神奈川県では「全国共済」、 そして他の県では「県民共済」という名前で実施されています。

都道府県民共済は、シンプルな商品と割戻し率が良いことが人気の秘密です。 また、保険金の支払いもとてもスピーディで、早ければ請求した翌日には支払われます。 契約件数でも超大手の日本生命を抜いてしまったそうです。

都道府県民共済の代表的な商品が、生命共済と新型火災共済です。 生命共済は、年齢や性別に関係なく掛け金が一緒で、保障期間もすべて1年と短期になっています。

短期の共済のメリットは、民間の保険会社のように経営不振の材料になる逆ざやが発生しないことです。 毎年、集めた掛け金から共済金の支払いや経費分を抜いた残りを「割戻金」として加入者に還元しています。

実は、都道府県民共済は、厚生労働省によってその地域以外に宣伝してはいけないという決まりがあります。 そのため、他の地域の人が見る可能性のあるCMやラジオでは流されません。 しかし、新聞や街角のチラシと、さらに口コミで広がっています。

生命共済は4種類で、こども型、生命型・入院型、熟年型があります。 主力製品である生命型・入院型は、割安な掛け金で保障を受けることができます。

たとえば都民共済では、人気のある入院2型の場合、月々2000円ほどの掛け金で、 入院5日目から、ケガ5000円、病気4,500円入院保障が受けられます。ただし、入院保障は入院5日目以降が対象です。

通院の場合は1日1000円が通院当初からあたります。 後遺症ではケガ64万円から500万円、病気で340万円があたります。 さらに死亡保障は事故で500万円、病気で340万円がつきます。

入院1日目から入院保障を得たいときは、掛け金を1000円多く払って「医療特約」をつけます。

「医療特約」では、健康保険の効かない高度先進医療にも150万円の保障が追加されます。 特約には、「がん特約または三大疾病特約」、「介護特約」もあります。

生命型・入院型のデメリットは保障が65歳までであることです。その場合は、熟年型に任意継続できます。

熟年2型は掛け金2000円で保障額は少なくなりますが85歳まで加入することができます。 65歳から70歳までは、入院や病気では1日1,500円あたります。さらに事故で200万円、病気で100万円の死亡保障もつきます。 70歳から80歳までは、入院や病気では1日1,000円あたります。さらに事故で200万円、病気で100万円の死亡保障もつきます。 80歳から85歳までは、入院や病気では1日1,000円あたります。さらに事故で50万円、病気で30万円の死亡保障もつきます。 ここまで都民共済の例です。

2005年4月には、新型火災共済に「借家人賠償責任特約」が新しく設置されました。 「借家人賠償責任特約」とは、賃貸住宅に住んでいる人や入居しようとしている人のための特約です。 借主が賃貸住宅に火災などの損害を与え、貸主に法律上の損害賠償義務を負ったときに保障されます。

都道府県民共済に加入するには、金融機関や、新聞の折り込みチラシやパンフレットにある申し込み書、インターネットなどが あります。申込書を都道府県民共済に送付した後、出資金と初回掛け金を支払えば翌日から保障が開始されます。 出資金は各都道府県によって違いますが、200円のことが多く、またこども型の場合は不要になります。


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