保険相談で養老保険の解約金について聞いてみた

解約返戻金は少ないが保険料は安い

日本人は将来に対して大きな不安を持っています。そのためせっせと貯金や保険で老後の備えにいそしんでいます。そうしたわけで、保険では終身保険や終身年金に根強い人気があるのですが、なにせ保険料が高騰してしまいました。

そこで根強い終身保険のニlズに応えるために、何とか終身保険を安い保険料で提供できないかと研究されて開発されたのが、この低解約返戻金型終身保険です。低解約返戻金型終身保険は、1998年に東京海上あんしん生命が最初に開発しました。

東京海上あんしん生命では、この保険を「長割り終身」(正式名・5年ごと利差配当付低解約返戻金型終身保険)という名称で販売しています。同様の保険を販売している他社の商品も正式名称が長いので、本書ではこの「長割り終身」という名称をつかっています。

現在、この長割り終身を販売している生保会社は、東京海上あんしん生命、日動生命、あいおい生命、共栄火災しんらい生命、富士生命の損保系生保などです。販売している生保会社は少ないですが、いずれの社でも売り上げの中心になっており、その保険料の安きで伸びている商品です。

またこのタイプの定期保険は三井住友海上きらめき生命が販売しています。この長割り終身(というより低解約返戻金型)の特徴は、

《長割り終身の特徴》

保険料支払い期間中に解約すると、普通の終身保険より解約返戻金が7割ほどと少ない。しかし、保険料支払い期聞が過ぎると、普通の終身保険と同じ額の解約返戻金となる。保険料支払い期間中に解約した場合の解約返戻金が少ない分、保険料が安く設定されている。死亡保障は普通の終身保険と同様に、減額されずに満額支払われる。

ということになります。
どのくらい保険料が安くなるのか、東京海上あんしん生命の長割り終身と普通の終身保険で険料を比べてみました。普通の終身保険の保険料が月8565円なのに、長割り終身の保険料は月7437円と、1128円も安くなっています。

しかし、解約返戻金は終身保険が約引万円なのに対して、長割り終身の解約返戻金は約120万円ですから、長割り終身の解約返戻金は普通の終身より低く、支払い総額の7割程度になっています。終身保険は長くかけるものですから、解約しなければお得なのですが、この長割り終身はとくにその性質を強めているわけです。

共業火災しんらい生命の保険料が安い

長割り終身を販売している5社の保険料を比較すると、22歳、25歳、30歳の年齢区分で叩歳まで保険料を支払うとし、保険金200万円、300万円、500万円の保険料では、どの年齢区分、保険金額でも共栄火災しんらい生命がもっとも安いことがわかりました。

一歳きざみで調べたわけではないので、すべての年齢で共栄しんらい生命が安いとは断定できませんが、保険に入る年齢層の20代前半から30代までは、まちがいなく共栄火災しんらい生命がお得です。

実際の保険料をみてみると、22歳加入、保険金200万円では一番安い共栄火災しんらい生命と最後のあいおい生命との保険料の差は、たったの374円ですが、一年で4488円、50歳までの28年間では、その差はロ万5664円という大きな差となります。

たかが374円、されど374円というわけです。さらに、加入年齢が高くなると、この差は大きくなり、初歳で保険金500万円では共栄火災しんらい生命1万2330円(月)、あいおい生命1万3550円(月)の保険料となっており、その差額は月1220円。60歳まで保険料を支払うとすると、60万2800円と大きな差になっています。

また、保険料支払い総額と保険金との受け取り倍率を比べてみると、共栄火災しんらい生命が約1・7倍、あいおい生命が約1・5倍。共栄火災しんらい生命はあいおい生命より29万2800円多くもらえることになります。

加入年齢で差が出る解約返戻倍率

長割り終身は、保険料支払い期間中の解約返戻金を低く抑えていますが、その返戻倍率を比べてみました。22歳、25哉、30歳の加入年齢で50歳時に保険料支払い満了直後に解約したらもらえる解約返戻金と、50歳までに支払った保険料総額との比を求めました。

すると、共栄火災しんらい生命、墓尽海上あんしん生命、日動生命3社は受け取り倍率はほぽ同じでしたが、あいおい生命だけが他の3社より0・1倍ほど劣っています。倍率が同じ場合は、保険料が安いほうがいいのは言うまでもありません。

多種多様な終身保険を検討する

この長割り終身保険は、どうしても終身保険が欲しい人向けの商品といえます。普通の終身保険、積み立て終身保険、変額終身保険と並べて、それぞれの特徴をよく理解し、自分の希望とのメリット、デメリットを比較しながら検討するといいでいしよう。なお、東京海上あんしん生命、自動生命、共栄火災しんらい生命の3社は、2004年に東京海上を中心にした「ミレア保険グループ」に経営統合される予定です。

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