利率変動型積立終身保険の見直し



利率変動型積立終身保険の見直し
<生命保険の基礎知識と共済>

利率変動型積立終身保険の見直し



利率変動型積立終身保険は、毎年のように保障の見直しが自由にできる保険です。
(利率変動型積立終身保険とは、積立終身保険に定期保険特約などを追加した保険になります。)



定期付終身保険は生保の主力製品として売れましたが、転換をつかった見直し方法で色々なトラブルが起こりました。
転換とは、保障ニーズが変わったときに、今の保険を下取りに出して新しい保険にはいることです。



トラブル例としては、保険料をほとんど変えずに、定期付終身保険を増額したら、
終身保険の部分が大きく減っていたことなどがあります。

解約返戻金の金額は終身保険が元になっているので減額すれば、解約した時に戻ってくる金額が減ってしまいます。
老後の生活のために解約返戻金を当てにしている人にとっては痛手になってしまうのです。



利率変動型積立終身保険では、払い込んだ保険料が保障と貯蓄にハッキリとわかれています。従来の保険商品ではこの境目が不鮮明でした。



そして、積立部分を、ライフスタイルの変化に応じて、自由に保障のほうに移動させることができます。
つまり、保険料は一定のままで保障金額を増やしたり、または、保険料を減らして一定の保障金額を保つことなどもできます。



また、積立部分は利率の変動によって変化するので、将来的に金利があがると思ったときに入ると得する保険になります。

現在の予定利率は低いため、少しでも保障を増やしたいという人たちの人気商品となっています。


<このページのポイント>

  • 利率変動型積立終身保険・・・保険料が保障と貯蓄にわかれているため見直しが簡単な保険。ライフプランにあわせて積み立て部分を自由に動かせる。




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積立利率変動型終身保険とは?



積立利率変動型終身保険とは?
<生命保険の基礎知識と共済>

積立利率変動型終身保険とは?



積立利率変動型終身保険とは、一定期間ごとに積立部分の利率の見直しがされ、
市場金利によっては解約返戻金や死亡保険金額が増加する保険のことです。
もし、低金利になった場合でも最低保障があり、一度増えた解約返戻金や保険金は減ることはありません。



積立利率の最低保障は1.75%の保険会社が多いようですが保険会社によって異なるので確認してください。



老後の年金資金やお葬式、お墓代の準備資金などを目的にしてはいる方が多いです。
解約返戻金で比べた場合、一般的な終身保険よりコストは安くなります。
もちろん、終身保険なので、契約時から一生涯死亡保障もついています。



また、保険料が割安で、払込終了時まで一定金額です。
公的年金のように、経済や社会変化によって保険料が見直されることはありません。


さらに、保険商品には一般の金融商品に比べて税金での優遇措置が多いです。
長期であればあるほど貯蓄としての価値も高まります。



積立利率変動型終身保険と名前が似ていて紛らわしいのが利率変動型積立終身保険です。
利率変動型積立終身保険では、保険料の払込みが終わるまでは、
万が一のことがあったとしても積み立ててきた保険料に応じた分の保険金しか受け取れません。
一定額の死亡保障がつくのは保険料の払込みが終わった後です。
死亡保障がほしい場合は、特約などをつける必要があります。



利率変動型積立終身保険は、いわゆるアカウント型などといわれ、見直しを前提とした場合にお得な保険となっています。


<このページのポイント>

  • 積立利率変動型終身保険・・・市場金利によっては解約返戻金や死亡保険金額が増加する終身保険のこと。




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定期保険の種類は?



定期保険の種類は?
<生命保険の基礎知識と共済>

定期保険の種類は?



定期保険を保険金で比べると、逓減定期保険と逓増定期保険があります。ふつうの定期保険のことは平準定期保険といいます。

(更新方法で比較した場合、「更新型」と「全期型」があります。)


逓減定期保険

逓減とは、少しずつ減るという意味です。つまり、逓減定期保険とは、保険金がだんだん減っていく定期保険のことです。
その代わり、保険料は一定で変わりません。
逓減定期保険には、さらに2つのパターンがあります。



ひとつは、1回の保険期間内で最高額から最低額(最高の20%が多い)まで一気に引き下げるパターンです。
短期の定期保険だと、毎年、急激に減額されていきます。
また、契約してから2、3年以内なら終身保険などに変更できるものもあります。



もう一方のパターンは、同じく1回の保険期間内での下げ率を、最高の60%とするものです。定期保険が自動更新されるたびに
最低額が減っていきます。また、自動更新のときに、平準定期保険にすることができる場合があります。



また、逓減定期保険には、契約してから一定期間は保障額を下げないようにできるものもあります。
たとえば、5年、10年後から、保険金額が引き下げられていくように設定できます。


逓増定期保険

逓増定期保険は、逓減定期保険とは逆で、保険金がだんだん増えていく定期保険のことです。
ただし、定期の期間が30年、40年という風に長くなっています。


ふつうの定期保険と比べると保険料も高く、また保険期間が長くなるので、解約返戻金が多くなります。
そのため個人よりも法人で使われ、企業が役員の退職金の準備金などにあてるために利用したりします。


<このページのポイント>

定期保険の種類をまとめました。

  • 平準定期保険・・・一般的な定期保険。
  • 逓減定期保険・・・保険金がだんだん減っていく定期保険のこと。
  • 逓増定期保険・・・保険金がだんだん増えていく定期保険のこと。法人向き。




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終身保険の種類は?



終身保険の種類は?
<生命保険の基礎知識と共済>


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終身保険の種類は?



終身保険は、定期保険と比べて保険料が高いですが、解約した場合も高額の解約返戻金があたります。
つまり、死亡保障以外にも、万が一のための貯蓄としての機能もあわせもちます。



終身保険には、普通終身保険と定期付終身保険、連生終身保険、低解約返戻金型終身保険、外貨建て終身保険などの様々な種類があります。



■普通終身保険

普通終身保険は、ベーシックな終身保険になります。保険料の更新もないのでずっと同じ金額です。
普通終身保険に加入してから、いつ亡くなっても一定の死亡保険金があたります。
定期保険と違って、必ず保障があります。



■定期付終身保険

定期付終身保険は、終身保険に定期保険をプラスしたものです。もちろん、いつ亡くなっても死亡保険金が出ます。
定期保険を掛けていた期間に亡くなると、その分大きな死亡保険金がもらえます。
たとえば、子どもが小さいときだけ保障を厚くしたいお父さんが使ったりします。



・定期付終身保険の保険料の更新方法

定期付終身保険の保険料の更新には全期型と更新型があります。
全期型は普通終身保険と同じようにずっと保険料が変わりません。
しかし、更新型は年齢や利率によって再計算されるので保険料がアップしていくので注意が必要です。
また、定期付終身保険の定期の分は掛け捨てになるので、解約返戻金はありません。終身保険の分だけです。



■連生終身保険

連生終身保険は、2人で同じ終身保険に加入することです。
つまり、被保険者が2人になり、夫婦で加入することが多いです。
ひとりずつ終身保険に入るよりも保険料が割安になるという特典があります。



■低解約返戻金型終身保険

保険料を払い込んでいる期間に解約した場合は、解約返戻金の金額が少なくなりますが、その分、保険料が割安になる終身保険です。
特に、有期払いにして早めに保険料を払い終わらせるとお得です。
なぜなら解約返戻金の金額が元の保険料に対する金額に戻るからです。
つまり、少ない保険料負担で大きな解約返戻金を受け取ることができるようになります。



■外貨建て終身保険

日本に比べて金利のたかい外貨で運用することで予定利率が高くなります。ただし、為替変動によるリスクはあります。
(参考記事:「外貨建ての終身保険にはいる」)



<このページのポイント>

終身保険の種類をまとめました。

・普通終身保険・・・基本となる終身保険。保険料が変わらない。

・定期付終身保険・・・終身保険に定期保険を上乗せしたもの。

・連生終身保険・・・2人で入る終身保険。夫婦が多い。保険料が割安。

・低解約返戻金型終身保険・・・解約返戻金の金額が少なくなるかわりに保険料が割安になる。

・外貨建て終身保険・・・利率の高い外貨で運用するので予定利率が高いが為替リスクあり。



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終身保険と定期保険の違い



終身保険と定期保険の違い
<生命保険の基礎知識と共済>

終身保険と定期保険の違い



生命保険は一生を保障するものか、そうでないかで大きく2つに分けることができます。
つまり、定期保険と終身保険です。



定期保険は、定期貯金などと同じように決まった時間だけ保険に入ります。
期間が過ぎれば自動更新されていきます。

一方、終身保険は、亡くなるまで一生涯加入します。


終身保険では払い込む保険料も大きな金額となるため、万が一途中で解約したとしても解約返戻金が戻ってきます。
そのため貯金としての役割も持ちます。



定期保険は掛け捨て型ですが、少ない保険料で大きな保障を受けることができるのが特徴です。
ただし、更新すると、その時の年齢や保険料率で再計算されるため保険料がどんどん高くなっていきます。



保険の最大の役割がリスクマネジメントであることを考えると、定期保険こそ真の保険といえるかもしれません。



元々、保険は海洋貿易時代の積荷の保障から始まりました。
当時、船乗りは無事、積荷をもって寄港すれば借りたお金に利子をプラスして返し、
津波や事故で積荷がダメになれば一銭も返す必要がありませんでした。



また、定期保険は、主契約となる終身保険にオプション(特約)として追加することもできます。
定期保険を追加した期間だけ死亡保障を厚くすることができます。


<このページのポイント>

  • 終身保険・・・保険期間が一生涯(亡くなるまで)。解約返戻金がある。保険料が一定である。
  • 定期保険・・・保険期間が決まっている。更新が必要になり、そのたびに保険料がどんどん上がっていく。




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生死混合保険(養老保険)



生死混合保険(養老保険)
<生命保険の基礎知識と共済>



生死混合保険(養老保険)



生死混合保険とは、生存保険と死亡保険の両方の要素をあわせもった保険のことです。
代表的なのは養老保険で、死亡保障と生存保障を同じ割合で組み合わせたものになります。
その他に、子どものために入る子ども保険というものもあります。



養老保険では、保険期間内に亡くなったり重度障害になったりした場合は死亡保険金が支払われ、
満期まで生きていれば満期保険金が受けとれます。
このとき、死亡保険金と同じ金額の満期保険金が支払われます。
つまり、養老保険は生死いずれにせよ損をすることがありません。長い間、簡易保険を代表に貯蓄商品として人気が高かったのもそのためです。


養老保険は、死亡保険金と満期保険金が同じ金額になるように組み合わせて作られています。だから、死亡保障は小さくなります。



養老保険でも特に人気が高かったのは、保険料をまとめて一括払いする一時払い養老保険でした。
一時払いにすると複利の効果で養老保険の貯蓄性がますます発揮されたからです。
しかし、最近は利回りが下がっているので昔のように高利回りは期待できません。



貯蓄性のある保険は利率変動の影響を大きく受けます。1996年から1997年にかけて、予定利率が引き下げられ、
保険料もアップしました。
そこで、養老保険や個人年金といった貯蓄目的の保険の値上がり率が高くなってしまいました。


養老保険のメリットは、途中で解約した場合、支払った額に近い解約返戻金が戻ってくることです。
そのため、万が一お金が必要になったときの資金としても準備しておくことができます。


<このページのポイント>

  • 生死混合保険・・・生存保険と死亡保険を足したもの。(例)養老保険や個人年金など貯蓄性のある保険。
  • 養老保険・・・保険期間になくなれば死亡保険金、満期になれば満期保険金があたる。死亡保険金と満期保険金が同額である。




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生存保険(個人年金保険)



生存保険(個人年金保険)
<生命保険の基礎知識と共済>

生存保険(個人年金保険)



生存保険は、生きている間、必要なお金を自分で用意するものです。
死亡保険が遺族のために入るのに対して、生存保険は自分のために入る保険です。
保険の満期時まで生きていたら保険金が支払われます。


しかし、純粋な生存保険だけというものはなく、個人年金保険やこども保険などにふくまれる形で販売されています。



年金といえば、公的な制度である国民年金や厚生年金もありますが、
少子高齢化とともに公的年金制度が破綻するのではないかといわれています。
年金を受け取る老人に比べて、年金を支払う若者が減っていけば、収支のバランスがくずれてしまいます。
若者ほど将来的にもらえるはずの年金にシワ寄せがくるのは目に見えています。


個人年金保険

そこで、自分の老後を守るために、公的年金とは別に、自分で作る年金が個人年金保険になります。
個人年金は金利が良いので老後の貯金代わりに使われることも多いです。
さらに、生存保険だけでなく、万が一死亡した時のための死亡保障もついてきます。


個人年金保険の種類

個人年金保険は、年金の受け取り期間によって、終身、確定、有期の3種類にわかれます。
終身個人年金は、被保険者が生きている間(つまり、終身とは亡くなるまでという意味)、年金を受け取リ続けることができます。
確定個人年金と有期個人年金は、決まった期間だけ年金を受け取ります。
確定個人年金は被保険者の生死にかかわらず、年金を受け取ることができます(確定とは受け取る期間が確定しているという意味)。
一方、有期個人年金は、生存している間だけの受給になります。



また、終身個人年金や有期個人年金は保証期間をつけるのが一般的で、保険料の払込期間中に亡くなった場合は、
すでに払い込んだ保険料と同じくらいの死亡給付金が支払われます。


夫婦連生終身年金

また、夫婦で入る夫婦連生終身年金もあり、
2人で同じ年金に入ることで一人ずつ入るよりも保険料が安くなるというメリットがあります。


個人年金を受け取る年金額で見た場合

受け取る年金額が一定の定額個人年金と変わる変額個人年金があります。
変額個人年金は、運用の結果によって年金額が変動するハイリスクな商品です。
払い込んだ保険料より、多い年金が受け取れる場合もありますが、下回ることも覚悟しないといけません。


<このページのポイント>

個人年金保険の種類を一覧にしました。






















個人年金の種類年金受け取り条件 備考
終身終身
(生きている間)
保証期間をつけるのが一般的。保険金額は高くなるが長生きすればするほどお得になる。
確定保障期間すべて(生死問わず) 途中で亡くなったら遺族が受け取れる。
有期保障期間の中で生きている間 保証期間をつけるのが一般的。
夫婦連生
終身
夫婦どちらかが生きている間 2人で加入するため、一人ずつ入るよりも保険料が割安になる。





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死亡保険(定期保険と終身保険)



死亡保険(定期保険と終身保険)
<生命保険の基礎知識と共済>


死亡保険(定期保険と終身保険)



死亡保険には、定期保険と終身保険、2つをあわせた定期付終身保険があります。
死亡保険は、扶養する家族がいる人が自分が亡くなったときのことを考えて加入する保険です。


定期保険

定期保険は掛け捨てタイプなので保険料が安くなります。
定期保険は、保険期間が決まっていて、保険期間の長さに比例して保険料も高くなっていきます。
保険は万が一のためと割り切って、定期保険に入る人も多いです。


保険期間内で亡くなった場合に、死亡保険金がもらえます。死亡保険の中では、もらえる保険金額が多くなります。
そのかわり、無事、満期をむかえると保険金はあたりません。また、解約返戻金はあたらないか、あたってもわずかの金額になります。


定期保険の更新方法

定期保険の更新の方法には、更新型と全期型があります。
全期型は保険料が高くなりますが、払い込みが終わるまで金額が変わりません。
一方、更新型は、自動で更新され、更新時の年齢と保険料率で保険料が再計算されるので、更新ごとに高くなっていきます。
最初は更新型の保険料が「安い」と思って安心していると、段々上がっていくので注意が必要です。


終身保険

終身保険は、死亡保障が死ぬまで(一生涯保障)です。保険料は定期保険より高くなりますが、
その分、途中で解約しても、大きな解約返還金が返ってきます。
被保険者が亡くなった時が満期になり、遺族に必ず保険金が支払われるので損することはありません。


定期付き終身保険

また、今まで説明した定期保険と終身保険をあわせたものが定期付き終身保険です。
たとえば、子どもが小さい間は定期保険を上乗せして万が一の保障を厚くしておきます。
子どもが独立すれば定期保険の分は解約します。
大手生保などでよく売れている主力製品です。



死亡保険のポイントは、「自分が亡くなったときに必要な金額はいくらか」を考えることです。
死亡した時は、国から遺族年金も給付されます。年金を払っている人は、遺族年金や障害年金があたります。
住宅ローンを払い終わった方や、子供が独立した方なども大きな保障は必要なく、葬式代など必要最低限の死亡保険金で十分なはずです。


<このページのポイント>

死亡保険の種類を一覧にしました。


















死亡保険の
種類
保険金受け取り条件 保険料と保険金額
定期保険定期保険の期間に亡くなったとき 保険料は掛け捨てで割安、その分、死亡保険金が高額になる。
終身保険一生涯のうちで亡くなったとき 保険料は高くなるが解約したら戻ってくる。
定期付終身保険一生涯のうちで亡くなったとき 基本は終身保険で定期の期間だけ死亡保険金を厚くすることができる。定期の部分は掛け捨てになる。





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生命保険は目的別で3種類



生命保険は目的別で3種類
<生命保険の基礎知識と共済>


生命保険は目的別で3種類



生命保険の目的は、死亡保険、生存保険、生死混合保険の3つに分けることができます。

死亡保険

死亡保険は、保険期間中に被保険者が亡くなったときに(高度障害状態もふくむ)、死亡保険金が支払われる保険のことです。
残された家族の生活保障のために加入します。


生存保険

生存保険は、被保険者が契約期間満了時まで生きていたときに支払われる保険です。
学費の補助や老後の経済的安定など自分のために入ります。
生存保険は単独で販売されることはありません。


生死混合保険

死亡保険と生存保険をあわせたものが生死混合保険です。
被保険者が保険期間内に死亡すれば死亡保険金が支払われ、
期間満了まで生きていれば満期保険金が支払われます。
たとえば、養老保険や個人年金保険などがそうです。


<このページのポイント>


















保険の種類保険の受け取り条件 保険の目的
死亡保険被保険者が亡くなったとき 被保険者が亡くなった後に残る家族のため
生存保険被保険者が生きていたとき 被保険者の将来や老後の生活の備え
生死混合保険被保険者の生死いずれにせよ 貯蓄がメインだが死亡にも備えたい






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生命保険の成り立ち(主契約と特約)



生命保険の成り立ち
<生命保険の基礎知識と共済>

生命保険の成り立ち(主契約と特約)



すべての保険は、メインとなる主契約と、オプションである特約の組み合わせから成り立ちます。
主契約と特約をいろいろ組み合わせることで、自分の保障ニーズにあった保険を作ることができます。
もちろん、主契約のみで契約することもできます。


生命保険=主契約(1つ)+特約(複数、またはつけなくてもよい)



特約は、メインとなる主契約に不足していると思う保障をいくつも付けることができます。
ただし、保障期間は主契約を超えることはできません。
また、主契約がなくなれば特約も一緒に消えてしまうので注意が必要です。



主契約には、終身保険、定期保険、医療保険、ガン保険、養老保険、こども保険、個人年金保険などがあります。


特約には、三大疾病特約、女性特定疾病入院特約、長期入院特約、リビング・ニーズ特約、
障害特約、災害特約、通院特約、災害割増特約など
色々なものがあります。同じ保障内容でも、保険会社によって名前が変わることもあるので確認してください。


主契約と特約の種類のまとめはこちら)


主契約と特約に多い組み合わせ具体例

定期付き終身保険=終身保険(主契約)+定期保険(特約)



終身保険と定期保険が一緒になった保険が、定期付き終身保険です。
定期保険の期間だけ高額の死亡保険金が受け取れます。


しかし、定期保険の部分は掛け捨てで、満期になれば終身保険だけが残り、死亡保険金の額も下がります。
例えば、子どもが小さい時だけ、父親の万が一のために備えて死亡保障を厚くしたいときなどに使うことが多いです。



自分の保険の何が主契約で何が特約か、また契約期間がよくわからないという場合は、
保険証券でその中身をチャックすることができます。



特約は、掛け捨てになることが多いので必要かどうかよく考えることが大切です。
逆に、ライフスタイルの変化に応じて、どんどん見直していくことができるのも特約のメリットです。


<このページのポイント>

  • 生命保険の成り立ち・・・主契約と特約でできている。
  • 主契約・・・メインとなる保険契約、単独で契約できる。
  • 特約・・・主契約に追加する形で契約する部分、単独で契約できない。




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生命保険とは?



生命保険とは?
<生命保険の基礎知識と共済>

生命保険とは?



現在、日本では、生命保険の世帯加入率は90%以上と非常に高い数字を示しています。この数字には、簡保やJAなどもふくまれます。



もちろん、病気などで保険に入りたくても入れない人や、保険がキライで入らない主義の人を除けば、
ほとんどの人が加入しているといっていいのではないでしょうか。
(2006年の加入率は低下傾向にあります。



日本人は海外と比較しても保険好きな人種で、ほとんどの人が生命保険に入っています。
「生命保険に入っていない」というと驚かれた経験がある人も少なくないと思います。



生命保険の役割は、生命に対して何かのトラブル、例えば、病気、ケガ、死亡などが
起こった場合の備えという面が一番大きいと思います。


特に、家族を支える父親の場合は、自分に万が一のことがあった場合に、残された家族に十分な死亡保険金を残すことが大切です。



さらに、日本は世界にまれに見る長寿社会なので、老後の経済的備えとしての機能も重要になります。
長生きすれば病気や寝たきりになるリスクも高まります。



日本は赤字国であり、経済的に苦しく、将来的にもらえるはずの年金制度に対しても不安な暗い話ばかりが聞こえてきます。
若い年代の人たちを中心に、国民年金を支払わない人も多く、社会的な問題となっています。
人は誰でも年をとりますから、自分の老後に対して何らかのリスクマネジメントをすることが必要不可欠です。


<このページのポイント>

  • 生命保険の役割・・・生命に危険が起こった場合の備え(死亡保障)、老後の経済的備え、遺産の節税対策。




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保険証券って何なの?



保険証券って何なの?
<保険の基本>

保険証券って何なの?



「保険証券」とは、保険契約をしたときに保険会社から契約者に送られる証拠証券のことです。



「保険証券」には、保険契約の種類や、被保険者の名前、保険金受取人の名前(受取人を定めた場合)、指定代理人請求人、解約返戻金額、
保障内容、保険事故、保険金額、保険料とその支払方法、保険期間、
保険契約者の氏名または屋号、保険契約した日(年月日)、保険証券を作成した場所、作成した日がかかれています。


さらに、保険証券には、保険者である保険会社の署名がされています。



保険証券は、株などの有価証券と違って紛失しても、保険金や給付金の保証は持続されます。
ただし、保険会社に電話などでできるだけ早く保険証券の再発行手続きをしてください。
その際、届出印の再登録が必要になるので、印鑑証明書と印鑑(実印)を準備してください。


<このページのポイント>

  • 保険証券・・・保険会社から契約者に送られる証拠証券のこと




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私保険の商法上での分類



私保険の商法上での分類
<保険の基本>


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私保険の商法上での分類



私保険を商法上によって、生命保険、損害保険、そして第三分野の3つに分けて説明します。
私保険はその他に、営利保険と相互保険、物保険と人保険、損害保険と定額保険、損害保険と生命保険のように、様々な基準に従って分類することができます。


生命保険

生命保険とは、人の生死を対象とする保険のことです。
事故や災害、病気などで死亡すると死亡保険金が受けとれます。
定額払いといって支払われる保険金の額が決まっています。


損害保険

損害保険は、ものや財産を対象とする保険です。
偶然の事故や災害によって生じた損害に対して保険金が支払われます。
ただし、病気で死亡した場合は保険金は支払われません。
入院や通院の場合も、事故や災害のときだけ保障されます。
実際にかかった損害額が保険金としてあたる実損払いです。
病死に比べて事故死の方が確率的に少ないので、損害保険の方が保険料は安くなります。



損害保険には、自動車保険、バイク保険、火災保険、地震保険、個人賠償責任保険、傷害保険などがあります。
傷害保険とは、海外旅行傷害保険、ゴルファー保険、スキー・スノーボード保険などのことです。


第三分野

第三分野とは、損害保険にも生命保険にもふくまれない、身体の損害にかかわる保険のことです。
具体的には、医療保険やガン保険、介護保険などがそうです。



生命保険は生命保険会社が扱い、損害保険は損害保険会社が扱います。
第三分野は、平成7年の保険業法改正によって、生命保険会社と損害保険会社の両方で扱うことができるようになりました。


超保険

東京海上日動(東京海上日動火災保険株式会社)では、2002年に「超保険」という生命保険と損害保険という種類の違う2つの保険をまとめた商品を開発しました。
家庭で必要となる自動車保険や地震保険、病気やケガなどの保険にまとめて入ることで意外と多い保険のダブリを解消したり、割引が受けられたりします。
保険の支払いや更新もサポートを受けながら一元管理できるようになるのが「超保険」の最大のメリットです。


<このページのポイント>

  • 私保険は商法上で3種類・・・生命保険、損害保険、第三分野
  • 生命保険・・・ヒト保険。人の生死を対象とする保険
  • 損害保険・・・モノ保険。ものや財産を対象とする保険
  • ・第三分野・・・損害保険、生命保険以外の保険。身体の損害にかかわる保険




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公保険の具体例



公保険の具体例
<保険の基本>


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公保険の具体例



公保険の具体例についてあげます。身の回りには多くの公保険があります。



給料から知らず知らず引かれていくものが社会保険や健康保険などの公保険です。
雇用保険を払っておくと、会社を辞めたときに職業安定所で手続きを行えば、
雇用保険(いわゆる”失業保険”のこと)をもらうことができます。



車の自賠責保険は、民間で行っていますが、自賠法による強制加入なので公保険の扱いになります。


<このページのポイント>

1、社会政策的目的を実現するための「社会保険」

  • 健康保険法にもとづく各種の「健康保険」
  • 厚生年金保険法等にもとづく各種の「年金保険(国民年金など)」
  • 雇用保険法にもとづく「雇用保険」
  • 労働基準法による「労災保険」
  • 将来の高齢化社会に向けた「介護保険」

2、地震保険に関する法律にもとづいて政府が行う「地震保険の再保険」

3、産業政策的目的を実現するための「産業保険」

4、森林国営保険法にもとづく「森林火災保険」

5、貿易保険法にもとづく「貿易保険」

6、自賠法にもとづく「自賠責保険」




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公保険と私保険の違い



公保険と私保険の違い
<保険の基本>


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公保険と私保険の違い



保険は、公保険と私保険に分類することができます。

公保険とは、国やその他の公共団体が公的な政策を実現するための手段として行う保険のことです。
たとえば、労災保険や厚生年金、健康保険、国民年金、雇用保険、介護保険などがあります。



公保険は、加入が強制であり、税金を支払う時に全額控除となります。受け取るときも非課税か優遇税制になります。


保険料は、一定または所得に応じて決まり、勝手に解約することはできません。
また、法律が変わると自動的に金額が変わってしまいます。



一方、私保険は民間の保険であり、いつでも入りたいときに加入できます。
ただし、税金面では、全額控除にはならず、生命保険料控除などの一部の控除のみになります。


<このページのポイント>

私保険(民間の保険)と公保険の違いをまとめました。






















違う点 私保険(民間の保険)公保険
加入 任意(好きなとき)強制
解約 任意(好きなとき)不可能
払う時の税金 一部の控除(生命保険料控除など)全額控除
受け取るときの税金 若干の配慮非課税か優遇税制






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保険法とは?



保険法とは?
<保険の基本>


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保険法とは?

保険法の公布

保険法は、平成22年4月1日に施行(平成20年6月6日公布)される保険契約に関する一般的なルールを定めた法律です。



これまで、保険契約に関するルールは、明治32年制定の商法(第2編第10章)によって規定され、
約100年間も実質的な改正がなされていませんでした(明治44年に一部の規定が改正。表記は片仮名・文語体のまま)。



そのため、現在広く普及している傷害疾病保険に関する規定が存在していないなど問題点が出てきたため、商法の内容を抜本改革し、独立した保険法として制定されることになりました(表記を現代語化)。



この法律には、保険契約の締結から終了までの間における、保険契約における関係者(保険契約者、被保険者および保険金受取人)の権利や義務等が定められています。



たとえば、告知制度に関する規定が見直され、保険金の支払い時期に関する規定が新設され、片面的強行規定とされました。


片面的強行規定とは?

保険法の構成は、「任意規定」「絶対的強行規定」「片面的強行規定」となっています。



片面的強行規定とは、契約者・被保険者等に有利な内容であれば、保険法の条文に反する内容でも約款は無効とならないというものです。
逆に、保険法の規定よりも契約者・被保険者等に不利な内容の約款であれば、無効となります。



任意規定は、それに反する約款の条文があっても契約は無効となりません。
絶対的強行規定は、それに反する条文の約款は無効になります。


<このページのポイント>

  • 保険法・・・保険契約当事者間における契約ルールについて定めるもの。平成22年4月1日に施行される法律。




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保険業法とは?



保険業法とは?
<保険の基本>


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保険業法とは?

保険業法の公布

保険業法とは、1900年に公布された保険業に携わる者(保険会社)が守らなければならない基本的な法律のことです。
保険業が不特定多数の人に対して補償サービスを提供していることから、
業務の健全性や適切な運営、公平な保険募集を確保することにより、保険契約者を保護することが目的です。


保険会社は、内閣総理大臣から免許をもらうことで、保険業をすることを許されています。
ただし、損害保険業と生命保険業は同時に免許を持つことを許されていません。
これは、損害保険の方が事故の発生率が不安定であり、大きな損失を受ける可能性があるからです。
また、生命保険に比べて保険期間も短いという違いがあります。


内閣総理大臣、または権限を委任された金融庁は、保険業法に基づいて保険業界を指導、監督しています。
最近多発している保険勧誘や保険金支払いに対する不祥事で、保険各社が業務停止処分を受けていることなどもそうです。


新保険業法の誕生

1995年の国際的な金融の自由化・規制緩和の流れのなかにおいて、保険業法は全面改正され新保険業法となりました。
その後も、金融制度改革(いわゆる”金融ビッグバン”のこと)の流れにおいて、保険業法は改正されてつづけています。



新保険業法では、生命保険業と損害保険業の子会社による互いの分野への相互参入が可能となりました。
これにより損保系生保が12社誕生しました。損保系生保とは、損保会社を親にもつ生命保険会社のことです。



生命保険(第一分野)と損害保険(第二分野)のどちらにも当てはまらない、第三分野の保険(医療保険や障害保険、疾病保険など)については、
生命保険と損害保険どちらでも扱うことができるようになりました。


また、相互会社から株式会社への組織変更ができるようになり、保険持株会社も解禁されました。
保険仲立人(保険ブローカー)も認められ、一社専属制から、複数社の商品を取り扱えるようになりました。


相互会社(すべて生命保険会社になります)

  • 日本生命保険相互会社
  • 第一生命保険相互会社
  • 住友生命保険相互会社
  • 明治安田生命保険相互会社
  • 富国生命保険相互会社
  • 朝日生命保険相互会社


株式会社に変更した会社(変更した年)

  • 大同生命保険株式会社(2002年)
  • 太陽生命保険株式会社(2003年)
  • 共栄火災海上保険株式会社(2003年)
  • 三井生命保険株式会社(2004年)
  • 第一生命株式会社(2010年)


保険に関する法律

その他、保険に関する法律には次のようなものがあります。

  • 保険業法施行令
  • 保険業法施行規則
  • 損害保険料算出団体に関する法律(保険監督の役割をする)


<このページのポイント>

  • 保険業法・・・保険会社に対する監督(免許の内容,業務の内容の規制,罰則等)について定めるもの




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貯金は三角、保険は四角



貯金は三角、保険は四角
<保険の基本>


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貯金は三角、保険は四角



貯金と保険の違いを説明するとき、「貯金は三角、保険は四角」という表現がよく使われます。
貯金は個人が万が一の時に備えてお金を貯めることです。
それに対して、保険はみんなが少しずつお金を出しあって資金を集めるものです(これを「相互扶助の精神」といいます)。





上の図では、期間をよこ軸にとり、お金の動きをたて軸にとりました。



左の図:貯金をした場合には、期間が経つにしたがって利息がつき、三角形を描くようにして徐々にお金が増えていきます。



右の図:保険に加入した場合は、契約が成立した時から満額の保障額が確保されるので、図のように四角形になります。


貯金の特徴

  • デメリット、少しずつしかお金が貯まらない。まとまった額になるまで時間がかかる。おまけに日本は、歴史的低金利が続いている。
  • メリット、あらゆるリスクに対応できる。解約しても元本と利息分が戻ってくる。


保険の特徴

  • デメリット、保険は特定の支払い条件がつく。途中で解約してもお金が戻ってこないか減ってしまう場合が多い。
  • メリット、入った時から(少ない金額で)満額の保障がもらえる。



比較すると、保険は貯金より大きなリスクに強く、スピード感があり、備えとしての力が強いといえます。
四角形の代表的なものが養老保険で、積立貯金に、徐々に保障が減っていく保険を、上乗せしたものだといえます。
貯金と保険の違いを踏まえて両方のバランスを考えることが大切になります。


<このページのポイント>

  • 保険・・・加入してすぐに少ない金額で大きな保障が得られる。
  • 貯金・・・あらゆるリスクに対応でき、解約しても元本と利息分が戻ってくる。




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日本で初めての保険と福沢諭吉(保険の基本)《日本一わかりやすい保険解説と用語集》

日本で初めての保険と福沢諭吉(ふくざわゆきち)



明治時代、日本に初めて近代的な保険制度を紹介したのは、一万円札でお馴染みの福沢諭吉です。
福沢諭吉は、西洋の文明や制度を日本に紹介したり、慶応義塾大学を開いたりと、わが国に多大な貢献をした人物です。



彼は、「西洋旅案内(せいようたびあんない)」という著書の中で、初めて保険について書きました
(当時は「保険」という言葉はまだなく「災難請合」とかかれていました)。
この本では、保険だけでなく、外国為替や船賃、貿易、会社経営などについても紹介されていました。


さらに、福沢諭吉は日本で初めて保険に加入した人でもあります。



1881年、日本最初の生命保険業者として、福沢諭吉門下の阿部泰蔵らによって明治生命保険会社(現在の明治安田生命保険相互会社のこと)が設立されました。



しかし、2005年、その明治生命で告知義務違反による死亡保険金の不当支払いなどの不祥事が発覚しました。
同社が国内保険業界で史上最長となる2週間という業務停止命令を、国から受けたことも記憶に新しいところです。


告知義務をした場合、契約後2年以内なら保険会社は契約を解除することができます。
しかし、明治生命の場合は、2年以上たっていたにもかかわらず、一方的に契約を解除し、保険金の支払いを拒否しました。



中には、契約する時に営業員が「かかなくてもいいですよ」と告知義務違反を勧めたというケースも少なくなかったようです。



さらに、同年7月にも約15億円以上といわれる保険金未払いのトラブルも発生、金子亮太郎社長が責任をとって辞めることとなりました。



この事件は、「一人は万人のために、万人は一人のために」という保険の相互扶助の精神に反する悲しい出来事だったといえます。
その後も、保険会社の不祥事のニュースは絶えることがありません。



<このページのポイント>

福沢諭吉・・・日本初の保険加入者

明治生命・・・日本初の生命保険業者





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ライフネット生命保険(生命保険の応用知識とかんぽ生命について)《日本一わかりやすい保険解説と用語集》



ライフネット生命保険
<生命保険の応用知識とかんぽ生命について>




ライフネット生命保険



2008年5月に営業を開始したライフネット生命は、
「ふつうの消費者の視点に立った、まったく新しい生命保険会社を創りたい」という出口治明社長の熱い思いからスタートしました。



保障内容がわかりやすく、シンプルな保険商品をインターネットだけで販売することで、保険料に付加される手数料を低く抑えることを可能としました。
2008年11月21日には、業界で初めて、生命保険の手数料部分である「付加保険料率」を全面開示しました。



「週刊ダイヤモンド」の2009年3月14日号特集企画「保険のムダ 総点検」の「プロが選んだ自分が入りたい保険ランキング」死亡保障部門では、
『かぞくへの保険』が第1位に選ばれました。



さらに、日経ヴェリタス(2009年5月24日発行)の「保険のプロに聞いた入りたい死亡保障ランキング」第1位にも、 『かぞくへの保険』が選ばれました。



2009年6月1日、モバイルサイトでの保険申し込みサービスを 日本で初めて開始しました。


<このページのポイント>

  • ライフネット生命保険・・・ネット販売でコストを削減した保険商品を提供しているネット生保。シンプルでわかりやすい保険内容と安さが特徴。



話題の「シンプル」生命保険。ライフネット生命なら、今より更におトク!?簡単見積りツールはこちら



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保険とは?<保険の基本>



保険とは?
<保険の基本>


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保険とは?



「一寸先」は闇といいますが、この世の中、生きていると何が起こるかわかりません。
若くて健康に自信のある人でも、不意の天災や事故などにあうこともあります。


また、年をとれば生活習慣病などの病気になる可能性も
高まります。平均寿命もどんどん延びているので長生きのリスクも増えています。


私たちはそういった日々の不安に備えて、リスクマネジメントをしながら生きていく必要があります。
そのためにも、まず始めに思い浮かぶのが、お金を節約して貯金をすることです。


しかし、家事で家が焼けてしまったり、ガンで高額医療費がかかってしまったりと、何百万、何千万という大金が一気にかかり、
個人で払える金額を超えてしまうこともあります。
もちろん、そういった場面に必ずしもあうとは限りません。しかし「100%ない」ともいいきれません。



そんなとき、同じ心配を持つもの同士で少しずつお金を出しあえば大きな資金を集めることができます。
そして、その資金の中から、不慮の事故や死亡などの不幸が起きた人にお金を回せばとても助かります。



このように、個人の「リスクマネジメントの役割」と集団の「相互扶助の精神」でできているのが「保険」です。
私たちは普段から、約束の時間に早く行ったり、会議では資料を多めに用意したりしてリスクに予め対処をしながら生きています。



そういった万が一のための準備の最たるものが保険といえます。昔からいわれるように「備えあれば憂いなし」なのです。


<このページのポイント>

  • 保険の役割・・・リスクマネジメントの役割、相互扶助の精神




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基本の生命保険用語、コレだけはチェックしましょう(保険の基本)《日本一わかりやすい保険解説と用語集》



基本の生命保険用語
コレだけはチェックしましょう
<保険の基本>


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基本の生命保険用語、コレだけはチェックしましょう



保険の基本用語について説明しています。
わかっているようでわかっていない用語や、意外と誤解している用語があるかもしれません。


お金に関する用語

  • 保険料 : 保険契約者が保険会社や損害会社に支払う料金のこと。
  • 保険金 : 保険会社や損害会社が被保険者の死亡・高度障害や保険の満期に際して保険金受取人に支払うお金のこと。
  • 保険金額 : 保険会社や損害会社が支払う保険金の限度額のこと。
  • 給付金 : 保険会社や損害会社が被保険者の入院や手術、障害などのときに保険金受取人に支払うお金のこと。


個人(法人)に関する用語

  • 保険者 : 保険金を支払う保険会社や損害会社のこと。
  • 保険契約者 : 保険料を支払う義務のある人。保険の契約者。
  • 保険金受取人 : 保険金を受け取る人。保険契約者が指定した人になる。
  • 被保険者 : 保険にかかっている人。一般的には保険契約者と同じ。
  • 指定代理請求人 : 保険契約者が受取人の代理人としてあらかじめ指定した人。


期間に関する用語

  • 保険期間 : 保険会社や損害会社が保険事故が起きたときに、保険金支払いの義務を負う期間のこと。
  • 保険料払い込み期間 : 保険契約者が保険料を支払う期間のこと。保険期間と間違えやすい。


書類に関する用語

  • 保険証券 : 保険契約のときに、保険の内容を証明するために保険者が保険契約者に交付する文書のこと。
  • 保険約款 : 保険者があらかじめ定めた保険契約に関する条項のこと。保険約款には、普通保険約款と、個別契約ごとに作られる特別保険約款がある。
    これを平易にしたのが「ご契約のしおり」。
  • 意向確認書 : 平成19年4月から新たに導入された書類。保険商品が顧客のニーズに合った内容であることかどうかを確認することが目的。


その他の重要な用語

  • 予定利率 : 保険料の保障運用利回りのこと。保険料の基準となる。予定利率が高いと保険料は安く、予定利率が低いと保険料は高くなる。
    そして、現在の予定利率は過去に比べて低いため、保険料が高く貯蓄性が低くなっている。
  • 保険事故 : 保険金の支払い条件となる死亡やケガなどの事実のこと。


その他の用語はこちら




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保険ショップで生命保険を相談する

生命保険を購入する際、セールスレディ・セールスマンは私たち加入者に必ず、生保会社が用意した数々の書類(パンフレット、提案設計書、約款、契約のしおり、重要事項説明書など)について説明し、受領印を押すように求めます。

生保販売員による説明の際、たいていの方はその内容のほとんどをよく理解せず、なんとなく聞き流して、印鑑だけを押しているのではないでしょうか。

それでも、その説明が「消費者保護」に役立つているのであればまだいいのですが、実際のところ法律の趣旨とするところの「消費者保護」とは名目だけで、トラブルが発生し裁判沙汰になったときに、むしろ生命保険会社を保護するためのものとなっているのです。

ここではみなさんがいちばん苦手であろう「保険契約」について解説をしていきます。ここに書かれていることを念頭に置き、生命保険の契約申し込みの際には最低限、重要事項説明書についてはしっかり説明を受けて理解をしましょう。

その際、前提としてみなさんの担当となった販売員は、あくまで、みなさんと生保会社との生命保険契約締結の「媒介入」であって、保険料や告知の受領権、契約の締結権を有していないことを知っておいてください。

わからなければ必ずわかるまで何度でも質問をすることです。質問を嫌がるようであれば、その時点で入るべき生命保険会社でないと判断しでも構わないと思います。

【クーリングオフ制度について】

法律では、契約申し込み日から8日以内であれば、直接生命保険会社に書面をもって、契約申し込みそれ自体をなかったものとすることができますが、各生命保険会社では、それぞれに、約1カ月間のクーリングオフ期間を制定しています。

ただし、指定された医師の診査を受けた後や、保障履行のための担保付生命保険契約の場合は、クーリングオフ期間であっても、契約申し込みの撤回や解除ができなくなるので注意が必要です。

【告知義務について】

ここでは、相互扶助を目的とする生命保険制度において、公正な危険分担の根幹をなす告知義務がいかに大切かを説明しています。告知の方法は、生命保険会社指定の告知用紙に、被保険者が自ら事実を記入するか、指定された医師に事実を告げて、医師が告知用紙に記入し被保険者が自署(サイン)することで、生命保険会社は「書面」でみなさんの告知を受領します。

販売員にいくら詳しく口頭で報告しでも、告知したことにはなりません。約款上、生命保険会社は責任開始日または契約復活日から2年以内であれば告知義務違反として契約を解除できるとありますが、「故意による重大な告知義務違反の場合、詐欺による無効を理由として2年間経過後であっても、保険金・給付金の支払いをせずに契約解除するjとも説明しています。

つまり、悪質な告知義務違反を行なったときには、容赦なく、保険金・給付金などの支払いもなく、契約が打ち切られてしまう、ということなのです(告知義務違反についてはとくに重要な問題を含んでいますので項を改めて解説します)。

【責任開始期について】

その定義を説明しています。生命保険契約を申し込んで、生命保険会社が承諾した場合に初めて契約が成立し、そして、責任開始日から保障が始まります。生命保険会社が契約申し込みを承諾するかどうかを決めるのは、みなさんから書面による契約申込書、告知書、第1回保険料に充当する申込金、この3点が揃ってからです。

生命保険会社が承諾する場合、3点すべてを生命保険会社が受領した日を、責任開始日としています。保険会社によっては、第l回の保険料が口座引き落としとなる場合、申込書の受領と告知が完了したときを責任開始日、としているところもあります。

【保険金などが支払われない場合について]

具体的なケースを説明しています。・責任開始期前に発生した、不慮の事故や疾病を原因とする場合。・告知内容が事実と相違し、告知義務違反より解除となったか、または詳欺により無効になった場合。

保険金などを詐取する目的で事故を起こしたときなど、重大事由により保険契約や特約が解除された場合。-保険料の払い込みがなく、保険契約が失効している聞に、保険金や給付金などの支払事由が発生した場合。

生命保険契約について詐欺行為や、保険金や給付金などの不法取得目的を理由に保険契約が無効になった場合。-保険金や給付金などの免責事由に該当した場合。

【保険料の払込猶予期間と保険契約の失効、復活について】

猶予期間や貸付については、ご存知ない方もあるかもしれません。以下、その説明です。保険料の払い込みには猶予期間があり、払い込み期日をすぎてもすぐに契約が無効になるわけで、はありません。

また、保険種類や契約状況によっては解約返戻金を担保に保険料の自動振替貸付が利用できる場合があります。それでも失効した場合は、失効後3年以内(保険種類によっては1年以内の場合もある)であれば保険契約の復活申し込みができます。

しかし、再度の告知または診査と、失効期間中の未納保険料とその利息の払い込みが必要となります。また健康状態などによっては復活できないこともあります。

【解約と解約払戻金について】

生命保険契約は預貯金とは違うので、解約しても支払った保険料総額は返ってきません。保険種類によっては、ほとんどなかったり、また、運用実績などによって一定するものではないことを説明しています。

【生命保険契約者保護機構について】

生命保険会社が経営破綻に陥った場合、生命保険契約者を保護する機構があるが、完全に保護されるものでないことを説明しています。

【個人情報の取扱について】生命保険契約で知り得たみなさんの個人情報は契約保全を目的に利用されること、生命保険業界が正常に機能しつづけるために、契約内容登録制度、契約内容照会制度、支払い査定時照会制度があり、被保険者氏名、死亡保険金額、入院給付金日額などの情報を、生命保険協会加盟会社で利用することを説明しています。

【不利益情報として】

現在継続中の生命保険契約を解約などした際の不利益として、多くの場合、解約払戻金額は払込保険料累計より少ないこと、また契約後短期間の場合、解約払戻金額はないか、あってもごくわずかであること。

新たに生命保険契約を申し込む場合は、被保険者の健康状態によっては加入できないこと。新たに契約しても、契約時からある一定期間の免責事項(自殺)や告知義務違反の解除権が発生することを説明しています。